生活が苦しくて辛かった

私は奨学金を借りていました。返済はだいたい毎月一万五千円弱ではあったのですが、15年という返済期間は大変苦しく、しんどかったです。滞納になりかかった時、インターネット上で様々な情報を検索すると厳しい取り立ての話ばかり。とても孤独な思いを致しました。妻や、両親、家族などに相談をして何とか支払う算段を致しました。

奨学金が返せない場合の相談先やいろんな制度があることを知り、無理して返さなくても何とかなるんじゃないかという希望を持ち、徐々に返済に対する強迫観念はなくなっていき、次第に楽になって行きました。むしろ、返済期間を終了したことをきっかけに転職し、自由になりました。

ちょうどそのタイミングで新しい職場が見つかったのです。昨年9月のことでした。借金はたしかに苦しくはありますが、同時に人を成長させるものであるなあと感じました。

奨学金問題に関しては様々な報道がありますが、一番ひどいものは、本人が死亡し、年金生活の両親に請求がいったというものでしょう。これは日本の奨学金問題の異常さを象徴するものであります。
借金も財産の一種なので、相続放棄を行えば奨学金返済を免れることは確かですが、子供から両親への遺産相続は理論上ありえても、異常な感じがするのは私だけでしょうか?

私はグレーゾーン金利の廃止による消費者金融に勤めていた人たちが奨学金返済をさせる会社に鞍替えして潜り込んだのではないか?との思いを強くしております。奨学金という国の看板を背負って取り立てに勤しむ人たちは、かつてのサラ金よりたちが悪いのかもしれません。
これが奨学金問題の大きな問題点の一つであると思っています。